【インターンシップ体験記】リアルサイトをリニューアル?!相手のことを考え抜いたインターンシップ

  1. 【インターンシップ体験記】リアルサイトをリニューアル?!相手のことを考え抜いたインターンシップ

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こんにちは!インテリジェントネットでディレクターをしている畠山です。

インテリジェントネットでは、毎年秋に大学生向けのインターンシップを実施しています。
本年度も専修大学から2名が参加してくださいました。

インテリジェントネットでのインターンシップを通じ、どのような体験をしたのか?
具体的にどのような気づきがあったのか?
インターンシップのメンバーの一人である鈴木友梨香さんに、9日間を振り返っての体験談をまとめていただきました!
それでは、鈴木さんのインターンシップ体験談張り切ってどうぞ!


専修大学の鈴木友梨香さんのインターンシップ体験記

9月3日から13日までインターンシップでお世話になりました。
専修大学の鈴木友梨香です。

インターンに参加しようと思った理由は「実際のWebサイト制作がどんな流れで行われるのか知りたい」、「講義などのWebサイト作成の際は画面設計を考える段階が一番面白いので実際使われている設計を見たい」という思いからです。しっかり学びながら実際の現場での大変さややりがいがどのようなものなのかを知りたい!とやる気満々で研修はスタートしました。

課題は"実際にインテリジェントネットで提案、リニューアルを実施した、実在するWebサイトのリニューアル提案"です。
今まで学校の課題の中では想定のユーザーや要望の中でのWeb施策だったので、実際の資料を使っての仮説や課題は新鮮で貴重な体験の場となりました。

相手を考えた資料制作の重要性と難しさ

実際に課題に取り組み始めて、情報の整理・提案内容のまとめをしていく中で、主に2つのことを強く意識し、学ぶことができました。

1.相手が理解しやすいような「流れ」での内容をまとめること

提案内容の一次提出の前に提出した際に、
「提案は、流れ、ストーリーを重視する」
という指摘を受けて、当たり前のことながら、今まで流れを自分で考えて資料作成をあまりしていなかったことを見落としていたことに気づくことができました。

その指摘を基に、資料が相手に理解されやすい「流れ」になっているかを意識しながら作成し、少しは上達することができたように感じます。文章が長くなりすぎないような言葉選びはまだまだ未熟なので今後改善していきたいです。

2.ユーザー目線にたって俯瞰的に物事を考える

これは大学の演習課題や講義でも言われていたことでもありましたが、作った資料を見ていただいた時に指摘をもらいました。

今までユーザー側の視点に立って物事を考えることというのはしたこともあり、実際に考えているつもりでした...。
しかし、『考えているつもり』になっていただけで実際にはしっかりとその視点で物事を見ることができていなかったということがわかり、まだまだだなと反省と悔しさを感じました。

ペルソナを作ってみたところ、
一次提出の時点では整理できなかった情報が自分の中で整理でき、ユーザーの気持ちに近づけたように思います。

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また、「俯瞰的に見る」というのはユーザー目線だけでなく、
クライアント・競合企業に関しても俯瞰的に見ることが必要となる
ということを学びました。

今までの講義内での課題では架空の設定でのWebやアプリケーション制作だったことから、企業について俯瞰的に見るということがなく、
実際のWeb制作過程では依頼者側の要望や競合企業の現状を分析した上で制作していくことが必要になっていくのだと知ることができました。

これからも 「俯瞰的に」見て「相手に伝わりやすい文章・流れ」を意識した資料
になっているかを確認しながら作っていきたいです。

画面設計の大切さ

研修期間中に社員の方が作った画面設計を見せてていただく機会がありました。
それを見て気づいたのは、
・制作指示までしっかりと考えられている
・画面設計とともにどの要素がどういった目的・機能につながっているのかまで細かく明記されている
・画面設計をしっかりとやることのプロジェクトでの大切さ
ということでした。

自分で今まで考えていた画面設計の際にも詳細に説明を明記していたわけではありませんでしたが、「どういった機能を使ってこれはこういう目的で...」と明記したりして作成していたので
やり方としてはあっていたのだなと少し自信につながりました。

しかし、今までは配色に関してや画面としてほぼ完成の形にまで設計の段階で行なっていなかったので
コードを書く際に悩んだことがあり、設計段階と違うものになっている部分というのもあったなと思い出しながら、改めて画面設計の大切さに感じました。

もともと画面設計を考えることは興味が高い部分であったので、企業でどのような形で作られているのかを知る機会となって嬉しく思いました。

まとめあげるということ

今回の課題全体を通して感じたことは、 これまで「まとめをおろそかにすることで気付けなかったことがたくさんあった」ということです。

どんなことでもまとめることは大切だということを頭の中で理解をしていても、時間の余裕がなかったときに手を抜いてしまい、今までしっかりとまとめるということを蔑ろにしてしまうこともありました。
しかし、今回の課題では画面設計や発表用の資料をまとめて整合性があるか、不足点がないかなどチェックし、"まとめあげる"ということの重要性を実感する機会になりました。

また、まとめていく上で、必要な情報と必要じゃない情報の取捨選択、簡潔に内容を伝えていくための文章の短文化が必要と感じました。
特に文章の短文化は、短くしすぎても伝えたい内容がわかりづらくなってしまうので難しかったです。

いざ発表

発表はいつ経験してもなれず、苦手意識が募る一方でした。
資料のように発表においても"相手がわかりやすい流れでの説明"をしよう。と思っていても不安が大きくなっていき...。

指導担当の方から
「自分たちが発表しやすい流れを掴んで、笑顔で相手を見て発表するといい」とアドバイスをもらい、勇気をもらうことができました。
そのアドバイスを実践しようと思っていましたが、いざ発表となると緊張で前を向いて発表が中々出来なかったことが悔やまれます。

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私たちの考えたサイト提案と実際にリニューアルされたWebサイトを見比べて見て、
「まとめ内容からもっと考えていれば気付けたのではないか?」、「資料からの考察が甘い点がある」ということが
講評を聞きながら強く実感することができました。

講評中に社員の方から
「仮説・課題をもっとまとめられるとより良いものになる」
という指摘があり、まとめという作業がまだまだ足りないということを痛感させられました。

リアルタイムコーディングを見学して

課題とは別で、実際に働いている人のコードを書いているところを見学する機会を設けていただきました。

「flexbox」などの名前を知っているだけで機能として本質的な意味を理解していないものや初めて聞く実用性の高い要素など学ぶことがたくさんあり、とても貴重な体験となりました。
コードを書く際、私はAdobeのDreamweaverを使用しているので見たことはあってもどういったときに使用する機能なのか理解していないものが多く、
理解しているようでしていないことが多々あることを実感しました。

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ありがとうございました!

今回の研修は約2週間と短い期間であっという間に日にちが過ぎていったように思います。
課題を四苦八苦しながらも同じく研修生の前嶋さんと
「これはこうした方がいいのではないか?」、「これはこういうことなのだろうか?」
と考えて課題に取り組むことで、一人では思いつかなかっただろうなと気づきや
考えを深めることもたくさんあり、まだまだ学んでいくことがたくさんあるということに気づけた研修となりました。

課題についてだけでなく、今までWeb関係を職とした社会人との関わりを持つ機会はなかったので、
「どういった仕事をしているのか」、「社会に出てから感じたこと」など
お昼休憩の際にくだけた雰囲気でお話ししてくださる機会もあり、楽しく、また自分がこれから経験していく上でためになるお話を聞かせていただけました。

改めて自分の無知さと未熟さに気づくきっかけとなり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
お忙しい中、研修させていただき、ありがとうございました!

この経験を生かして今後も精進していきたいと思います。
ありがとうございました。


いかがでしたでしょうか?

俯瞰してものごとを捉え、体系的に組み立て、伝わりやすく言語化し発表する...
この短期間での学びが集約され、ロジカルに構成された提案資料を元に発表する様子に、ただただ感心してしまいました。
弊社クレドの一つに「仮説を立て、考えぬき、結論を出すことを大切にします」という指針があります。
これを体現した提案資料の作成は、鈴木さんも触れている通りとても難しい課題だったかと思いますが、インテリジェントネットでのインターンシップならではの体験をしていただけたのではないかなと思います。

課題に真剣に向き合う姿を見ていて、私自身は自分の学生時代のインターンシップを思い出しました。
講義を現場で実践するだけっしょ!と軽い気持ちで挑んでみるものの、そうじゃない...うまくいかない...超むずい...(インターン川柳)
基礎やこれまで経験してきたことの「応用」が基本となりますから、戸惑いばかりだったことを覚えています。

ブログ内にもある通り、実際のWebサイト制作の流れは、普段ご自身で取り組んでいる進め方とのギャップだらけだったようですが、この先何年もそういった体験の連続かと思います。
しかし言い換えると成長するチャンスの連続でもあるので、いろんなお仕事を経験し、その全てを糧にどんどん応用していってほしいなと思いました。

約2週間という短いインターンシップでしたが、鈴木さんにとって得るものの多い有意義な時間となったようで本当に良かったです。
インテリジェントネットでのインターンシップ体験が、鈴木さんのこれからの人生に活かされ、どこまでも成長していくことを願っております!


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