【インターンシップ体験記】ユーザー目線で考える力を磨いた2週間!調査から提案までの充実プログラム

  1. 【インターンシップ体験記】ユーザー目線で考える力を磨いた2週間!調査から提案までの充実プログラム

Kさん

こんにちは。INIの梅田です。

弊社恒例のインターンシップをオンライン+対面のハイブリッド形式で実施し、今回も2名のインターン生にご参加いただきました!参加してくださった2人のインターン生には、企業サイトの改善提案を課題としてプレゼンテーションに臨んでいただきました。

ミッションは下記の通りでした。

  • 課題:企業サイトの改善提案
  • ミッション:サイトの会員登録を増やす
  • (Webサイトの使い勝手を評価し、改善点の発見と提案をする)
  • 視点:ブランドコンセプト、UI

実際に弊社で制作させていただいた企業様のサイトをお題としているため成果物を載せることができず残念ですが、取り組む中で感じたことや気づきなどをブログに綴っていただきました。
本記事では、Kさんのインターン体験記をお届けします。
※参加学生のプライバシーに配慮し、イニシャルにてご紹介します。


専修大学 Kさんのインターン体験記

8月18日から9月29日の2週間、インターンシップに参加しました。専修大学ネットワーク情報学部3年のKです。

取り組んだ課題と作業の流れ

今回のインターンシップでは会員登録者数の増加を目標に、とある会員制サービスのWebサイトの改善提案に挑戦しました。

1. サイトの調査(自社・他社)
2. 課題の整理と改善策の検討
3. 画面設計の制作
4. 提案書の作成
5. 最終プレゼン

まずは調査からスタート!

Kさん

まずは自社と他社のWebサイトを調べることからスタートしました。
自社調査では現状の課題を、他社調査では参考になりそうな点を見つけることで、改善のヒントを探しました。初めは何を見ればいいか迷ってしまい、調査結果が表面的になりがちでしたが、社員の方から「調査は視点を決めてから行う」「課題は相手に説明しやすいように分類する」といったアドバイスをいただき、少しずつ方向性をつかめるようになりました。
その後は、ユーザーが入会まで進みやすくなる流れや情報の優先順位などに焦点を当てました。単なる比較ではなく、「なぜその要素が必要なのか」を考えることが重要であると実感しました。

課題の整理と改善策の検討

調査結果をもとに課題を抽出した後は、改善策を考えました。
全ての要望に応えようとすると複雑になってしまうため、誰のための改善なのかを念頭に置き、必要な要素を取捨選択していきました。

画面設計で学んだこと

画面設計では、ページの見せ方や要素の配置など、正解が一つではない難しさを実感しました。
「ユーザーの目的に合っているか」を基準に考えることで、単に見やすくするだけでなく、サイト全体の流れで自然に誘導することの大切さを学びました。ゾーニング(画面の大まかな構成を決める作業)という手法を使って、情報の配置や順番が理解度に大きく影響することも体感。さらに、他社サイトを参考にしながらグルーピングを工夫することで、設計全体に説得力を持たせられました。

提案書作成で意識したこと

画面設計と並行して提案書の作成にも取り組みました。
提案書はただアイデアをまとめるだけではなく、根拠を示して説得力を持たせる必要がありました。ここで特に意識したのは「1スライド1結論」というルールです。内容を詰め込みすぎると読み手が混乱してしまうため、伝えたいメッセージを明確にして、情報を取捨選択し表現方法を工夫しました。

ついに発表会の時間・・・!

Kさん

発表会では、提案書を元にWebサイトリニューアルのプレゼンを社員の皆さまの前で行いました。
緊張もありましたが、ジェスチャーやアイコンタクトを交えながら、自分の言葉で理由づけを加えて説明できた点を評価していただきました。

また、各作業における考え方や提案書作成時の論理的な整理の仕方、資料の視覚的な工夫など、さまざまな観点からフィードバックをいただき、視野が広がりました。
特に印象的だったのは「誰にとって良い提案なのか」という軸を明確にし、ユーザー視点とビジネス視点の両方から設計を考えることが大切というお話です。これらのフィードバックは課題の反省にとどめず、今後の実際の成果や業務につなげて行こうと考えました。こうして学んだことは、知識やスキルだけでなく、今後社会人として必要な姿勢にもつながると思います。

社員の方々とのコミュニケーション

インターン期間中の、業務以外でのコミュニケーションも大きな刺激になりました。休憩時間や食事会の中で社員の方々が具体的なキャリアや仕事観を率直に語ってくださったことで、「自分が働く未来」をよりリアルにイメージできました。短い時間ながらも、こうした会話が自分にとって非常に大切な財産になったと思います。

また、作業中に何度も質問や相談をさせていただきましたが、そのたびに親身になって答えてくださり、とても心強かったです。自分では気づけなかった視点や、なぜその方法が良いのかという理由まで教えてもらえたことで、課題への取り組み方や考え方の幅が広がりました。

おわり

Kさん

今回のインターンシップを通して、調査、分析から設計、提案に至るまでの一連の流れを経験させていただきました。知識不足や経験不足を痛感する場面も多々ありましたが、社員の皆さまの丁寧なフィードバックのおかげで、自分の成長につなげることができました。さらに、コミュニケーションの大切さや、相手にわかりやすく伝える工夫の重要性を実感しました。

2週間という短い期間でしたが、とても濃く充実した時間を過ごすことができました。この経験を今後の学びや就職活動に活かし、さらに成長していきたいと思います。ご指導いただいた社員の皆さま、本当にありがとうございました。


Kさん、ありがとうございました!

インターン期間中、とても熱心に課題へ取り組んでいただきました。
今回のインターンでは、リモート業務が多い中、コミュニケーションを円滑に進められるようにしていたり、課題の抽出からプレゼンテーションまで様々な工夫をされていていたところが良かったと思います。
また、今年は数日にオフィスへ出社してもらい、直接お会いさせていただきました。
2週間という短い期間でしたが、今回のインターンで学んだことが今後の助けになれば幸いです。

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